『荒島岳』 本格的な冬山を楽しめる
◾️関西から日帰りできる
荒島岳は、福井唯一の百名山です。関西からは、名神・北陸・中部縦貫自動車道を3時間ほど走り大野ICで降り、30分程度で登山口に到着します。主要な登頂ルートは、勝原コースか中出コースで、他に左開コース、新下山コースあります。勝原ルートの登山口には駐車場があり、冬季は閉鎖されていますがトイレもあります。
◾️スキー場跡を登っていく
最初は、カドハラスキー場跡を登っていきます。リフト終点跡までは1時間弱で、そこから樹林帯に入っていきます。立派なブナ林を1時間30分ほど歩いて、急登を登るとシャクナゲ平に到着します。ここで中出から小荒島岳を越えてきたルートと合流します。
◾️アルプスのような景観
シャクナゲ平から、一旦下って、「もちがかべ」と呼ばれている崖を登っていきます。登り切ると、そこは冬のアルプスのような白銀の世界です。山稜を歩いていくと山頂です。冬は、山頂の標識が雪に埋もれています。360度眺望がきき、白山の峰々を望むことができます。
◾️冬山装備は必携 冬山キャンプも
冬の期間中、アイゼンは必携ですし、ピッケルや踏み跡がない時は、スノーシューやわかんが必要となります。関西から日帰りで本格的な冬山を楽しめるのが荒島岳の大きな魅力です。冬季には、シャクナゲ平で雪壁を作りキャンプしている方もいます。
コースタイム
登り:勝原登山口(50分)リフト終点跡(90分)シュクナゲ平(60分)山頂 計3時間20分
降り:山頂(40分)シャクナゲ平(70分)リフト終点跡(30分)勝原登山口 計2時間20分 合計5時間40分
日程(令和3年2月)
5時:吹田インター(300キロ)8時:大野インター8時30分:勝原登山口9時:出発 16時:下山 (休憩2時間) 21時30分吹田インター